9.Ch Pontet Canet(シャトー ポン カネ) 04’(写真右から2番め)
シャトームートンに隣接しメドックではめったに見られない地下のセラーが印象的なシャトーで豊富なタンニン分によるストラクチャーと心地よい果実味が調和したバランスの良いワインである。特に02年以降はボディに厚みが加わり評価もうなぎのぼりである。
11.Ch Pichon-Longuvill-Contesse de Lalando(シャトー ピション ロングヴィル コンテス ド ラランド)(写真右端)
最も1級に近い2級として名声をほしいままにしているトップシャトー。カベルネフランやメルローの比率が高いせいかエレガントでしなやかな香の印象と、長く尾をひく余韻が満足感を与えてくれる。
27,Ch Fieuzel Rouge(シャトー フューザル ルージュ) 05’(写真左)
オーブリオンなどの有名シャトーに比べ目立たない存在のシャトー ドフューザルですが1980年代より醸造責任者デュプイ氏により品質が向上し高い評価を得るようになりました。樹齢の古いブドウの木が多く、濃縮感と果実味に富んだワインは長期熟成によりさらにしなやかにエレガントになっていきます。
32,Ch La Dominique(シャトー ラ ドミニク) 04’(写真右)
グランクリュクラッセの中でトップクラスに立つこのワインは黒い果実の香とほのかな甘みが飲み口の優しい印象を与えるミディアムボディのタイプです。サンテミリオンらしい力強さとまろやかさが味わえるタイプです。
48,Morey-saint-denis07 (Stephane Manien) モレ サン ドニ (ステファン マニアン)
アルノーとは対照的に古典的な造りのマニアンです。ほんのり茶色がかった色調で熟成感を感じさせますがしっかりした果実味があり柔らかなピノらしい味わいが広がっていきます。
68, Pommard(ポマール) 1er les Rugiens(レ リュジアン) 08’Courcel(クルーセル)
リュジアンは誰もが認めるポマール最高の畑です。華やかな香りの中に力強さを保ちつつのど越しへといざなってくれます。醸造はコンフェロンのイヴ・コンフェロンにより醸されより良い品質へと繋がっています。
74,Cote Rotie Brune er Blonde(コート ロティ ブリュン エ ブロンド)04’J Vidal Fleury(ヴィダル フルーリー)
ローヌ最古の生産者。ギガル氏が醸造・栽培を学んだワイナリーしても有名。
ワインは濃く深いルビー色。フランボワーズの香りやスパイスの芳香が心地よい、複雑な味わいのフルボディタイプ。ブリュンとブロンドの畑のブレンドです。
40,Gevrey-chambertin(ジュブレ シャンベルタン) 02’ A Rousseau(アルマン ルソー)
市場に出るとすぐになくなってしまう超人気のドメーヌ。赤い果実とソフトスパイスの香、エレガントな舌触りとソフトで芯のしっかりした果実味が味わえる。
フランス赤ワイン
ボルドー〈サンテステフ〉
- 1.Calon Segur08’(カロンセギュール) 1/2
- まだまだ若い果実の香が支配的だが、グラスの中で変化していく楽しみが味わえるワイン。ハートのマークで有名なこのワインは、ラトゥールのオーナーでもあったセギュール伯爵が一番愛したワインであることでも有名である。
- 2.Les Pagodes de Cos(レ パゴド ド コス) 09’
- オリエンタルチックで幻想的なシャトーで有名なコスデストゥーネルのセカンドワイン。ねっとりとした果実の口当たりと仄かな動物臭が心地よさを醸し出してくれるワインです。
ボルドー〈ポイヤック〉
- 3.Pastourelle de Clerc Milon(パストゥレイユ ド クレール ミロン) 09’
- 1970年からムートンと同じくロスチャイルド社が保有するシャトーで、濃厚な赤い果実のアロマとシーダーの香が特徴的なクレールミロンのセカンドワイン。この年がファーストリリースで新樽100%で熟成されクレールミロン同様に力強い果実味が楽しめるワインです。
- 4.Ch Latour(シャトー ラトゥール) 88’
- 男性的で長命なワインとして知られるラトゥール。力強く、果実香、スパイス、皮など複雑な香がグラスの中で刻々と変化します。時間をかけてゆっくりお楽しみ下さい。
- 5.Ch Belgrave(シャトー ベルグラーブ) 10’(Haut-Medoc)
- 濃いルビー色で凝縮した果実香、ミントなどを思い起こさせるハーブ系の香りとブラックベリーなどの黒い果物の香りが心地よい、しなやかで飲みやすいタイプのワイン。
- 6.Ch Pichon-Longueville Baron(シャトー ピション ロングヴィル バロン)93’
- 黒い果実や香水系の香と樽香のバランスが良く、口に含むと舌にしなやかにまとわりつく感触が心地よいワインです。
- 7.Ch Lynch Bages(シャトー ランシュ バージュ) 96
- このワインの品質は常に5大シャトーに匹敵すると評価され、果実やスパイス、オークの香が入り混じった複雑な香とグランヴァン特有のベルベット様の舌触りが楽しめます。
- 8.Haut-bages-Averous(オー バージュ アヴロー) 07’
- 1978年から生産されているランシュバージュのセカンドワイン。しっかりした味わいでも若いうちから飲み楽しめるワインです。
- 9.Ch Pontet Canet(シャトー ポン カネ) 04’
- シャトームートンに隣接しメドックではめったに見られない地下のセラーが印象的なシャトーで豊富なタンニン分によるストラクチャーと心地よい果実味が調和したバランスの良いワインである。特に02年以降はボディに厚みが加わり評価もうなぎのぼりである。
- 10.Ch Lafite Rothschild(シャトー ラフィット ロットシルト) 01’
- ソフトな果実香と力強い舌触りが印象に残る、エレガントでスタイリッシュなワイン。5大シャトーの中で常に変わらぬ味と実績でトップの評価を得ている信頼のワインである。
- 11.Ch Pichon-Longuvill-Contesse de Lalando(シャトー ピション ロングヴィル コンテス ド ラランド)
- 最も1級に近い2級として名声をほしいままにしているトップシャトー。カベルネフランやメルローの比率が高いせいかエレガントでしなやかな香の印象と、長く尾をひく余韻が満足感を与えてくれる。
ボルドー〈サンジュリアン〉
- 12,Ch Leoville Poyferre(シャトー レオヴィル ポワフェレ) 08’
- 凝縮した果実味の中に調和の取れた味わいと上品なフィネスが気持ちを和ませます。90年代にはいって再評価されてきているワインです
- 13,Ch Leoville Las Cases(シャトー レオビル ラス カズ) 75’97’
- 3つのレオビルの中では最大の85ha.の広さがありその評価も最高である。調和の取れた柔和なワインはメドックで最も重んじられている1つで現在2級のトップクラスにあるといえる。75年はもう熟盛期を迎えているがまだまだ果実味もしっかりしていて、古酒の入り口に入った所といえる。若さを保った97年もあります。
- 14,Ch Branaire Ducru(シャトー ブラネイル デュクル) 07
- このワインは際立った個性を持っていてブラインドテイスティングではこれがはっきり出ることが多い。ことにブドウが完熟した年のものはここの特徴ともいうべき、チョコレートに似た風味を持っている。ボディと果実味が豊かで、しなやかな口当たりが楽しめるタイプ。
- 15,Clos du Marquis(クロ デュ マルキ)04’
- 上記のレオヴィルラスカズのセカンドワイン。04’と、やや若めですが、ラスカズ同様エレガントで香水を思わせる華やかな香と柔らかい口当たりが楽しめます。
- 16,Ch Leoville Barton(シャトー レオヴィル バルトン) 04’
- レオヴィルバルトンも元は隣のポワフェレと同じく1820年代までラスカズ公爵の広大な領地の一部であった。ここのワインは若いうちはとても力強くタンニンが多いが熟成につれサンジュリアン上物の特徴というべき美しい果実味と豊かな風味を帯びるようになる。まだ少し若さは残るがしなやかな口当たりが楽しめるワイン。
- 17.Ch Gloria(シャトー グロリア) 10’
- グロリアはクリュブルジョワでありながら常に格付け5級と同じ扱いをされている。濃い果実香とインキーな香りが特徴でふくよかな味わいを楽しませてくれる。少し優雅さにかけるところが好みで分かれるかもしれない。
- 18,Ch Talbot(シャトー タルボ) 04’
- サンジュリアンらしいスタイルとエレガンスさを併せ持つ、サンジュリアンを代表する魅力的なワイン。深く濃いルビー色。カシス、ブラックチェリー、ハーブ、なめし皮のようなアロマとジャムのような熟しきった香り。濃密で豊かなエキス分、充分な酸味とタンニンがあり、凝縮感のある濃厚な味わいです。20年以上の熟成にも耐える。
- 19,Ch Ducru Beaucaillou(シャトー デュクル ボーカイユ) 02’
- メドック格付け第2級の中でトップクラスの実力を持つシャトー。シャトーはサンジュリアンのボルドー市よりに位置し、クラシカルで荘厳な建物が印象的。ワインの収量は1ヘクタール当たり45ヘクトリットル以下に抑えるといった努力をしている。美しい色調と華やかなフルーツ香、滑らかな舌触り、サンジュリアンらしい優しさが味わえるワインである。
ボルドー〈マルゴー〉
- 20,Ch Palmer(シャトー パルメ) 07’
- マルゴーではChマルゴーに次ぐ存在として格付け以上の高い評価を得ているワイナリーです。強く華やかな香が印象的で、長命さをうかがわせる強いボディが満足感を与えてくれるワインです。
- 21,Marojallia(マロジャリ) 99’
- Chヴァランドローのオーナーの奥さんがマルゴーで作るガレージワイン。生産量は3000本というレアな一品。こくがありブラックカラントの果実味としっかりしたボディを持つの一品。
- 22,Clos Margalaine(クロ マルガレンヌ) 99’
- マロジャリアのセカンドワイン。明るいルビー色に華やかな果実香が印象的な、飲み口のソフトな優しいワイン。マロジャリアほどの力強さは無いが、十分その片鱗が楽しめるワインである。
- 23,Ch Margaux(シャトー マルゴー) 93’
- 5大シャトーの中で常に女性的といわれ、ソフトでエレガントな飲み口が人気のワインですが、マルゴーも飲み頃に入りかけました。文豪へミングウエイも愛したワインをお楽しみ下さい。
- 24,Rauzan-Segla(ローザン-セグラ) 04’
- 1994年からシャネルがオーナーになり、多額の資本により設備が改良され着実にマルゴー村のトップワインへと返り咲きつつある。非常にエレガントな香りが楽しめ、豊かな果実味が滑らかな口当たりとソフトタンニンがスムーズなのど越しへと導いてくれる非常に上品なワインです。
ボルドー〈グラーブ〉
- 25,Ch Bahans Haut Brion(シャトー バーン オー ブリオン) 04’
- シャトーオーブリオンのセカンド。04と少し若いですが、溢れるばかりの果実味とオーブリオンを思わせるスモーキーで動物的な香が楽しめるワインです。
- 26,Ch La Mission Haut Brion(シャトー ラ ミッション オー ブリオン) 93’
- オーブリオンの真向かいにあり、同じスタッフが手がけるワインである。オーブリオンより繊細でスマートな味わいが楽しめるワイン。
- 27,Ch Fieuzel Rouge(シャトー フューザル ルージュ) 05’
- オーブリオンなどの有名シャトーに比べ目立たない存在のシャトー ドフューザルですが1980年代より醸造責任者デュプイ氏により品質が向上し高い評価を得るようになりました。樹齢の古いブドウの木が多く、濃縮感と果実味に富んだワインは長期熟成によりさらにしなやかにエレガントになっていきます。
ボルドー〈サンテミリオン〉
- 28,Ch Dassault(シャトー ダッソー) 07’
- そろそろ飲み頃に入りかけたミディアムフルボディのこのワインは、スパイシーさと果実味が程よいバランスで、メルロー主体からくる滑らかさも手伝ってサンテミリオンらしい飲み口が味わえるタイプです。
- 29,Ch Larumand(シャトー ラルマンド)e 98’
- そろそろ20年を迎えるこのワインは、角も取れて熟成期に入りかけたと思われる。とはいってもまだまだ明るい色調とはっきりした果実味がメルローイヤーである98年をものがたっているといえるでしょう。こなれたサンテミリオン好きにはお勧めの一本です。
- 30,Ch Trimoulot(シャトー トリムレ) 87’ 89’
- 熟盛期に入りかけた飲み頃ワイン。華やかなブーケの中に年代を経た滑らかさが楽しめるワインです。
- 31,Ch Ausone(シャトー オーゾンヌ) 97’
- サンテミリオンの高台にわずか7ha.の畑に植えられているメルローとカベルネフランから造られる芳醇で優雅さの中にも力強さを秘めた偉大なワイン。
- 32,Ch La Dominique(シャトー ラ ドミニク) 04’
- グランクリュクラッセの中でトップクラスに立つこのワインは黒い果実の香とほのかな甘みが飲み口の優しい印象を与えるミディアムボディのタイプです。サンテミリオンらしい力強さとまろやかさが味わえるタイプです。
- 33,Ch Beau-Sejour-Becot(シャトー ボー セジュール ベコ) 99’ 08’
- 99年はミディアムフルボディで柔らかい感じのワインです。08年はやや赤みの強いルビー色。粘性は少し控えめで、酸やタンニンはしっかりしているがやわらかく親しみやすい口当たり。
- 34,Ch Canon la Gaffliere(シャトー カノン ラ ガフリエール) 08’
- 2012年の格付け改定で第一特別級Bへ見事昇格した今やサンテミリオンのスター的存在です。オーナーのナイペルグ伯爵の惜しみない努力により高い品質を保っています。豊かな果実味としなやかなタンニンがエレガントな飲み口へと誘ってくれます。いつまでも飲みあきしないタイプのワインです。
ボルドー〈ポムロール〉
- 35,Vieux Ch Certan(ヴュー シャトー セルタン) 96’
- ポムロールの高台、ペトリュスやコンセイヤント、レヴァンジールと隣合わせた最高の場所にある。凝縮したプラム香と滑らかでリッチな舌触り、修練されたフィネスを楽しませてくれる上質のワイン。
- 36,Ch La Conseillante(シャトー ラ コンセイヤント) 04’
- サンテミリオンとの境界近くにあるメルロー主体にやや多めのカベルネフランをブレンドしたこのワインはよく、ボルドーの中のブルゴーニュワインと例えられるように香りが華やかでエレガントな飲み口が特徴のワインです。華やかな香りとシルキーな飲み口をお試しください。
- 37,Ch Trotanoy(シャトー トロタノワ) 04’
- 耕すのに骨が折れるという名前のこの畑はル・パンの西側にある。ムエックスが作るぺトリュウスの弟的存在。仕込みはまったくぺトリュウスと同じ方法、華やかで果実味豊かな香り、パワフルで濃厚な味わいが印象的なワインだが、繊細で滑らかな余韻が後口を楽しませてくれる。
- 38,Ch Latour(シャトー ラトゥール) 78’マグナム
- ラトゥールは何世代にもわたって歴史に名高いワインを造ってきた。醸造所の最新化や畑の改良でワインは昔より飲みやすいタイプに変わっている様だ。しかし、過去の物を飲んでみればラトゥールの伝説的な個性はまったく失われていないことが良くわかる。とても深い色古典的なカベルネの香、驚くほど密度の高い果実味とタンニン、78年のこのワインも40年近く経っていながらまだ20年位しか経っていない様におもわれる。この偉大なワインはこの先いつまで楽しめるのだろうとついおもってしまうほどだ。
ブルゴーニュ
- 39,Gevrey-Chambertin Vieilles Vignes(ジュブレ シャンベルタン ヴィエイユ ヴィーニュ) 08’ Alain Burguet(アラン ヴュルゲ)
- フランスの有名レストランには必ずオンリストされている実力派の作り手である。村名ワインでありながら常に1級や特級畑を凌駕する出来ばえになっている。このドメーヌが特級畑を持っていないことが実に惜しまれる。
- 40,Gevrey-chambertin(ジュブレ シャンベルタン) 02’ A Rousseau(アルマン ルソー)
- 市場に出るとすぐになくなってしまう超人気のドメーヌ。赤い果実とソフトスパイスの香、エレガントな舌触りとソフトで芯のしっかりした果実味が味わえる。
- 41,Gevrey-Chambertin(ジュブレ シャンベルタン) 04‘ Gerard Raphet(ジェラール ラフェ)
- モレサンドニに本拠地を置くジェラール ラフェはクロドベーズの有名生産者の一人で、ロバートパーカーも4つ星を付ける実力者です。村名ワインもうまく作っていて上品な香りが特徴的でミネラル感もたっぷりです。
- 42,Chambertin Clos de Beze(シャンベルタン クロ ド ベーズ) 00’02’ A Rousseau(アルマン ルソー)
- アルマンルソーの中ではシャンベルタンと並び別格扱いの特級畑である。濃い色調に得も言えぬエレガントな香いっぱいの重量級のブルゴーニュである。
- 43,Chambertin (シャンベルタン)02’A Rousseau(アルマン ルソー)
- 毎年、クロ・ド・ベーズとどちらが良い出来ばえか関係者の間で物議がかもされる程甲乙付けがたいルソーのフラッグシップワインである。どちらにしても一度口にすれば虜に成ること間違いなしである。
- 44,Chambertin(シャンベルタン) 92’Louis Latour(ルイ ラトゥール)
- ルソーとはタイプが違ってパワフルでリッチな味わいが特徴。飲み頃になりかけたシャンベルタンを1度お試し下さい。
- 45, Clos de la Roche(クロ ド ラ ロッシュ)06’Dujac(デュジャック)
- デュジャック特級畑の中で、最もパワフルで硬派な味わいのクロ・ド・ラ・ロッシュはモレ・サン・ドニ村の特級畑。その名の通り、ロッシュ(岩)が表面に顔を出した、薄い土壌です。そのため、ワインはミネラルが強く、熟成に時間のかかる長熟タイプとなりがちです。通常、若いうちから開いているデュジャックのワインですが、クロ・ド・ラ・ロッシュはやや閉じ気味のことが多く後しばらく開くのにかかると思われます。
- 46,Morey-saint-denis(モレ サン ドニ) 1er Les Ruchots(レ リュショ) 06’ARLAUD(アルノー)
- アルローはモレサンドニに本拠地を構え,近年ブルゴーニュで注目されるドメーヌで3兄妹で仕事にあたっている。モレサンドニに3つの1erの畑を持ち、ジュブレ寄り、モレ中央、シャンボール寄りと各畑の特徴を顕著にテロワールに反映している。リュショはシャンボール寄りで3つの中では豊かな果実味と華やかさを楽しめる、ピュアなピノを味わえるタイプです。
- 47,Morey Saint Denis(モレ サン ドニ) 09’ARLAUD(アルノー)
- 濃い果実味と滑らかな舌触りが心地よいタイプです。村名ワインですが、今や超人気ドメーヌになったアルノーの2009年で今が飲み頃になりました。
- 48,Morey-saint-denisStephane Magnien(モレ サン ドニ ステファン マニアン)
- アルノーとは対照的に古典的な造りのマニアンです。ほんのり茶色がかった色調で熟成感を感じさせますがしっかりした果実味があり柔らかなピノらしい味わいが広がっていきます。
- 49,Chambolle Musigny(シャンボール ミュズニィ) 1er Feusselottes(フースロット) 04’M Hudelot(モワンヌ ユドロ)
- シャンボール村の村長であるモアンヌ・ユドロ。彼のワインを飲まずしてミュジニィは語れない。モワンヌ・ユドロは非常に生産量が少なく、市場に出回る本数もかなり限られていますが、素晴らしい区画を所有。
- 50,Clos Vougeot Vieille Vignes(クロド ヴージョ ヴィエーヌ ヴィーニョ) 04’ 1/2 Ch de la Tour(シャトー ド ラ トゥール)
- クロドヴージョの75ある生産者の中で最大の畑を所有し(全体の11%)クロドヴージョの石垣の中にシャトーを持つ唯一の特別なドメーヌ。平均樹齢は45年22ヶ月の樽熟の後、清澄、ろ過とも行わず瓶詰めされる。2004年のクラスマンではロマネコンティと肩を並べる評価を得ている。
- 51,La Romanee(ラ ロマネ) 98’Bouchard(ブシャール) P&F
- 杏ジャムやヨード香、ほのかな熟成香。フレーバーが非常に複雑かつ豊かで味わいのボリューム感も豊満かつエレガント。今後長く楽しめるワインです。
- 52,Grands Echezeax(グラン エシェゾー) 96’Romanee-Conti(ロマネ コンティ)
- あのロマネコンティのドメーヌが作る特級ワイン。毎年コンスタントな味わいで、ロマネコンティファンを魅了する最もコストパフォーマンスの高いワイン。
- 53,Vouget 1er les Cras(ヴージョ プルミエクリュ レ クラ) 07’Francois Legros(フランソワ ルグロ)
- 1988年に設立された新しいドメーヌ。日本ではまだ無名に近いが、海外では評価が高くブルゴーニュの未来を担うトップ20にランクインしています。有機農法で収穫は100%手摘みです。ヴージョの1級畑はコストパフォーマンスが高くきっと満足していただけると思います。
- 54, Vosne Romanee(ヴォーヌ ロマネ) 1er Cuvee Duvault Blochet(デューボ ブロシェ)04’DRC
- ドメーヌがもつ6つのグラン クリュ(赤)の畑から誕生したプルミエ クリュ格付けのワインです。グラン クリュ畑の収穫が終了した後、その若木で第2回目の収穫を行い、その葡萄をあわせて丹念に醸造したものです。キュベの名称は、ドメーヌの創設者ジャック・マリー デュヴォー・ブロシェに由来しています。1930年代には造られていたそうですが、1999年までの約70年間造られておらず 今のところ1999年、2002年、2004年、2006年、2008年と2年おきのリリースです。とりわけ2002年と2004年は《ロマネ・コンティー》もアサンブラージュされています。
- 55,Vosne Romanee(ヴォーヌ ロマネ) 1er Aux Brulees(オゥ ブリュレ)01’ Meo-Camuset(メオ カミュゼ)
- 85年に元詰めを開始するやいなや一躍脚光を浴びたドメーヌ。偉大な畑に加え造りも、天才アンリ・ジャイエが築いた礎を受け継ぐ。ジャイエ流の徹底した低収量、自然酵母による長めの発酵などブルゴーニュの魅力満載のワインです。
- 56,Echezeax(エシェゾー)10’Confuron-Cotetidot
- コンフェッロン コトティドは6世代にわたって続くブルゴーニュでも古い生産者の1つです。樹齢50年以上のブドウから醸し出されるワインは色も濃く香りも華やかな印象深いものです。グランエシェゾーのすぐ南側の優良の小区画、レ・トルーのぶどうから作られる大変長熟でエレガントなワインです。
- 57,Romanee St Vivant(ロマネ サン ヴィヴァン) 99’Robert Arnou(ロベーヌ アルノー)
- ロマネコンティの真向かいにあたるサン・ヴィヴァンの畑からはいつもヴォーヌロマネ村最上級のワインが造られる。9.4ha.の畑からは高品質で手ごろな価格のプティロマネコンティとも言えるワインが味わえるのである。
- 58,Vosne Romanee(ヴォーヌ ロマネ) 1er Les Suchots 99’ 10’ Confuron-Cotetidot
- コンフェロンの名を広く知らしめた熟成香、果実香、複雑味がすべて優雅に溶け合った一品です。このドメーヌのワインは、長熟で知られていることから20年近くたった飲み頃の99年もお楽しみください。
- 59,Vosne Romanee(ヴォーヌ ロマネ) 1er Le Malconsorts(ル マルコンソール)06’Montille(モンティーユ)
- モンティーユは早いうちから飲めるワインが主流となりつつある昨今のブルゴーニュの中で、長い熟成に耐える正統派の造りを貫徹。出荷直後でも美味しく飲めますが、やはり10年以上、時には20年30年と熟成を経てからその真価を発揮するワイン。栽培的には1991年には減農薬農法を採用、1997年から有機へとよりナチュラルな栽培へ、そして近年ビィオディナミへと移行。マルコンソールはラターシュ、ゴーディショに隣接した最上の区画。05’からのリリースです。
- 60,Vosne Romanee(ヴォーヌ ロマネ) 1er Le Malconsorts Christiane(マルコンソール クリスティアン)06 Montille(モンティーユ)
- クリスティアンヌはラターシュの隣のマルコンソールの畑の中でもよりラターシュに食い込んだ最上の畑です。生産量もごくわずかでラターシュと見分けるのも難しく、ブルゴーニュマニアの垂涎の一本です。
- 61,Vosne Romanee(ヴォーヌ ロマネ) 08’D’Eugenie
- ラトゥールが手掛けるブルゴーニュワイン。もともと非常に優れたワインを造ると言われていたルネ・アンジェル氏の畑を2006年ラトゥールのオーナーが購入することで生まれた畑。
- 62,Nuits St Georges(ニュイ サン ジョルジュ)1er Les Perrieres(レ ぺリエール)00’ Machard Gramont(マーシャル グラモン)
- 北側の畑から作られる、赤い果実の色調を持った果実味いっぱいの女性向の飲みやすいタイプ。
- 63,Nuits St Georges(ニュイ サン ジョルジュ)1e 1er Les Damodes(レ ダモード) 07’ Haegelen Jayer(エジュラン ジャイエ)
- 今は亡きブルゴーニュの神様 アンリ・ジャイエの姪のマドレーヌ・ジャイとニュイ・サン・ジョルジュのアルフレッド・エジュランが1962年に結婚しヴォーヌ・ロマネに設立されたドメーヌです。神様のDNAを受け継ぐこのドメーヌは、エシェゾーやクロ・ド・ヴージョには最上の区画を含む約5ヘクタールを所有し、化学肥料や除草剤、防虫剤を使用しない有機栽培を行っております。小さな造り手ですがそのワインは香気が豊かで強く濃密で最上級に属するブルゴーニュの赤として高い評価を受けています。しかしながら2010年を最後に引退してドメーヌはなくなりました。その貴重なワインを是非お楽しみください。
- 64,Corton(コルトン) 83’ Bouchard(ブシャール) P&F
- 95年以前の作りによるワインだが、83年というグッドヴィンテージによる確かなストラクチャーが今も味わえる熟盛期に入ったコルトンである。
- 65, Vosne Romanee(ヴォーヌ ロマネ) 1er les Beaex Monts(ボー モン)10’Dujac(デュジャック)
- デュジャックが作るヴォーヌロマネらしい華やかでゴージャスな香りが楽しめるワイン。滑らかで果実の甘さが口いっぱいに広がる女性好みのワインです。
- 66,Pommard(ポマール) 1er les Rugiens(レ リュジアン) 92’Michel Gaunoux(ミッシェル ゴヌー)
- 少しオレンジがかった色調に輝くルビー色を持った果実と草の香りが入り混じったブルゴーニュらしいスタイルが味わえるワイン。
- 67,Pommard(ポマール) 1er les Grand clos des Epeneaux(レ グラン クロ デ ゼプノウ) 08’Courcel(クルーセル)
- ポマールの1級畑では力強いタイプのこの畑は、強い果実香と赤い花の香りを伴いながらほのかな甘さも感じさせるタイプ。08と少し飲むには早い気もしますが力強さと優雅さが若いうちから楽しめるタイプです。
- 68, Pommard(ポマール) 1er les Rugiens(レ リュジアン) 08’Courcel(クルーセル)
- リュジアンは誰もが認めるポマール最高の畑です。華やかな香りの中に力強さを保ちつつのど越しへといざなってくれます。醸造はコンフェロンのイヴ・コンフェロンにより醸されより良い品質へと繋がっています。
- 69,Chassagne Montrachet(シャサーニュ モンラシェ) 1er clos de la Boudriottes Ramone(クロ ド ラ ブードリオット ラモネ)
- シャサーニュ村で白ワインの作り手として名高いラモネが作る赤の1級ワイン。赤い果実と香水やスパイスのいりまじった繊細な香、程よいタンニンと酸味が優しい口当たりを感じさせます。
- 70,Chassagne Montrachet(シャサーニュ モンラッシェ) 06’Ramone(ラモネ)
- 赤い果実いっぱいの香と程よい酸味と果実の甘さが心地よい女性にも人気のソフトタッチのブルゴーニュです。
ローヌ&南フランス
- 71,Cote Rotie(コート ロティ) 97’Rene Rostaing(ルネ ロスタン)
- ギガルと並ぶほどのコートロティの作り手、ルネ・ロスタンが作るこのコート・ロティはシラー種から来る溢れるばかりの果実香と少し焼けた香がいっぱいの力あふれるタイプのワインに仕上がっています。
- 72,Cote Rotie Landonne(コート ロティ ランドンヌ) 98’Rene Rostaing(ルネ ロスタン)
- 上記のワインの限定畑のブドウから作られるワイン。より複雑性と力強さをまし長い余韻が味わえるタイプである。現地フランスでも入手困難な一品である。
- 73,Cote Rotie Blonde(コート ロティ ブロンド) 03’Rene Rostaing(ルネ ロスタン)
- 上記と同じ限定畑で造られるが、いきなりパーカーポイントで100点を取り市場で入手困難になってしまった。その後98点に修正されたが、ギガルと同様にローヌのライジングスターである。
- 74,Cote Rotie Brune er Blonde(コート ロティ ブリュン エ ブロンド)04’J Vidal Fleury(ヴィダル フルーリー)
- ローヌ最古の生産者。ギガル氏が醸造・栽培を学んだワイナリーしても有名。
ワインは濃く深いルビー色。フランボワーズの香りやスパイスの芳香が心地よい、複雑な味わいのフルボディタイプ。ブリュンとブロンドの畑のブレンドです。 - 75,Herumitage(エルミタージュ) 01’J Vidal Fleury(ヴィダル フルーリー)
- 濃いルビー色タンニンが強く濃厚な味わいで赤系の果実の香りやスパイスの芳香を持つフルボディタイプ。
- 76,Trevallon(トレヴァロン) 97’99’01’Trevallon(トレヴァロン)
- あのロバートパーカーにして人生最大の発見と言わしめたワイン。60%のCSと40%のシラーからなるこのワインは、プラムを思わせる完熟した果実のアロマとスパイスの香がして濃厚ながらもタンニンとミネラルによるなめらかさを持ったワインである。
- 77,Ch Montus cuvee Prestige(シャトー モンチュス キュベ プレステージ) 95’Alain Brumont(アラン ブリュモン)
- カシスとスパイスや動物的な香が入り混じったタナー種100%で造られるこのワインは、力強いタンニンから来るパワフルな味わいが楽しめながら後口の滑らかでエレガントな印象がたまらないワインである。
- 78,Chateau neuf de papu Rouge 96’cuvee reserve (シャトー ヌフ ド パプー
ルージュ キュベ リザーブ) RAYAS(ライヤス) - ガーネット色の澄んだ色調の中にピュアーな輝きが見える。チェリーの香の中に若い干草の香とオリエンタルスパイスの香がある。口に含むとしなやかで繊細なのに後口に妙な力強さと充実感が残る不思議なワインである。
- 79,Chateau neuf de papu(シャトー ヌフ ド パプー)’03’Henri Bonneau(アンリ ボノー)
- シャトーヌフどパプーで上記のライヤスのジャック・レノーと並び評されるアンリ・ボノーの造る、ローヌ南部で造られる最も大柄で迫力のある力強いワインである。樽のなかの時よりも瓶詰め後により味わいの深みを増してゆく長命なタイプのワイン。ライヤスとはまた別の味わいであるが、ヌフドパプーの真髄を味わうことが出来るだろう。
- 80,Chateau neuf de papu Marie Beurrier(シャトー ヌフ ド パプー マリエ ブーリエ)03’Henri Bonneau(アンリ ボノー)
- アンリボノーの中で中間的なクラスに位置するこのキュベは、グルナッシュの老木の実から造られる(80%~90%)。老木ゆえの低収量のため生産量は少ないが、その複雑で力強い味わいは、ほぼセレスタンと同じ個性を持っているがタンニンの強さや力強さでは心持劣っているかもしれない。しかし、他の生産者のトップキュベとなんら変わるものではない。
- 81, La Grange des Peres(ラ グランジュ デ ペール) 05’ 07’
- 深いルビー色、カシスなどの黒い果実の香り。飲み進むうちに華やかな香りに変わり、味わいもイチゴのように甘く濃い味わいとなる。92年ファーストリリースの新しいドメーヌで、名前のグランジュはカーブとして使っている古い大きな納屋(グランジュ)に由来する。シラー、ムールベルド、カベルネソーヴィニオンのブレンドです。PK95点
- 82,Coteaux du Languedoc La Porte du Ciel(コトー デュ ラングドック ラ ポルト デュ シエル) 99’ Ch de la Negly(ド ラ ネグリ)
- インクのように黒い色調で、クレーム ド カシスやブラックベリィなど甘く華やかな香が特徴のこのワインは、シャトード ラ ネグりのフラッグシップ的なワインで、生産量は15h/haという少量収量で、年間約3000本しか作られません。パーカーポイントも95点以上の高得点で、ワイン名はエリッククラプトンの「空に駆け上がる」という曲名から来ています。
- 83,Coteaux du Languedoc Cols des Trufferes(コトーデュ ラングドック クロ デ トリュフィエール) 02’Ch de la Negly(ド ラ ネグリ)
- 上記のワインと同じ少量収量のこのワインは、年間2400本しか作られず昔オーナーの父がトリュフを収穫していた土地を現在畑にしています。38年以上の樹齢の木から複雑で凝縮した味わいが得られます。上記のポルトデュシエルは海から1キロと近く標高は10Mしかなく、。濃厚な味わいが特徴なのに対して、海から7キロ内陸にあり、標高は180Mと冷涼なこの畑は繊細でエレガントな味わいが特徴です。
- 84,Bnuyuls(バニュルス) 94’(Domaine Rectorie(ドメーヌ レコトリー))
- バニュルスは南仏ラングドック・ルーション地方で作られる酒精強化の甘口ワインです。
デザートと一緒にもしくは食後のデザートとしてお楽しみください。ちなみにチョコレートとの相性は抜群です。
イタリア赤ワイン
Piemonte〈ピエモンテ〉
- 1, Barolo(バローロ) 10’(Osvaldo Viberti(オズバルド ヴィベルティ))
- ガーネットレッド色。赤い花や黒イチゴ、ブルーベリーの印象を伴うチョコレートやシナモンのスパイシーなかおり。口当たりは滑らかでボディのしっかりした辛口ワイン
- 2,Barolo(バローロ) 05’《Andre Oberto(アンドレ オベルト)》
- 平均樹齢25年のぶどう樹から造られ、2年目のバリックとボッテで24ヶ月樽熟される。ほどよい果実香とスパイスや甘草の香りがバランスよく、しなやかな飲み口が心地よいミディアムボディタイプ。
- 3,Barbaresco Vigneto Gallina(バルバレスコ ヴィネット ガリーナ) 05’《La Spinetta(ラ スピネッタ)》
- 7番のスタルデリィより樹齢が古くよりエレガントで広がりのあるブーケが特徴のタイプ。生産量も900ケースとやや少なく両者を飲み比べるのも面白いかもしれない。
- 4,Barbaresco Soli Cpelli Riserva (バルバレスコ ソリ カペリ リゼルバ) 06’《 Domenico Filippino(ドメニコ フィリッピーノ)》
- 深いガーネット色。フランスアリエ産のバリックで24か月熟成。さらに最低24か月瓶熟成させる。ブドウ本来の力強さを感じながらエレガントに仕上がっている。
- 5, Barbaresco82’(バルバレスコ)《Gaja(ガイヤ)》MG
- 理想的な形で熟成しているバルバレスコ。今では飲むことが難しくなったガイヤのオールドヴィンテージ。マグナムボトルをお試しください。
- 6, Barbaresco(バルバレスコ) 00’《Gaja(ガイヤ)》
- 12ヶ月大樽熟成される。最上のタンニンと酸を持ち、赤い果実やカンゾウ、コーヒーなどの官能的な香を感じさせる。長く滑らかな余韻が印象的なワイン。
- 7,Barbaresco Vigneto Starderi(バルバレスコ ヴィネット スタルデリ)”01’《La Spinetta(ラ スピネッタ)》
- 年産1200ケースしか出来ず、樹齢40年以上のネビオーロの古木から作られる力強く複雑な味わいのワイン。スピネッタの3つの単一畑の中では、1番古典的なつくりと言われる。
- 8, Barubera d’Alba “Falletto”(バルベラ ダルバ “ファレット”)《Bruno Giacosa(ブルーノ ジャコーザ)》05’
- ブルーノジャコーザがバルベーラで作る果実味豊かで程よいタンニンの飲み口の滑らかなタイプのワイン。赤い果実の香りとスミレの様な花の香りがスパイス香や草の香りを包み込む。イタリアワインワインらしさが感じられる一本です。
- 9,Nebbiolo d’Alba(ネッビオーロ ダルバ) 95’《Vietti(ヴィエッティ)》
- 仄かにスパイスのニュアンスを兼ね備えたしっとりした果実香と、落ち着いたタンニンが熟成感を味わわせてくれるミィディアムボディタイプ、後口にほのかなチョコレート香も楽しませてくれるかも?
- 10,Langhe Rosso Quatro Amis(ランゲ ロッソ クアトロ アミス) 13’
- ラズベリーやチェリーの様なフルーティーなブーケ。凝縮感のあるしっかりしたボディの赤ワインです。ピエモンテの方言で4人の友達を意味するQuatro Amis。カベルネ、シラー、ネッビオーロとバルベーラの4種類のぶどうの混乗です。素晴らしいハーモニーを感じさせてくれます。
- 11, Barubera d’Asti Superiore01’(バルベラ ダスティ スーペリオーレ)《La Spinetta(ラ スピネッタ)》
- 樹齢50年の古木から作られる複雑で香り豊かなワイン。バルベーラらしい赤い果実と草っぽい香ネッビオーロほど渋くなく豊かな飲み口が楽しめます
- 12, Langhe Nebbiolo(ランゲ ネッビオーロ) 07’《Bartolo Mascalello(バルトロ マスカレッロ)》
- 今では少なくなったバリックを使用しない伝統的な手法で造る昔ながらのバローロが楽しめる生産者です。そのバローロのカンヌービの畑のぶどうを50%使用し、造りはバローロとほぼ同じ。ただ、熟成を待たずに出荷されるため、手軽に楽しめる偉大な生産者のセカンド的ワインです。
Toscana〈トスカーナ〉
- 13,Chianti Classico riserva 91’ Badia a Passignano(キャンティ クラシコ リゼルバ バディア ア パッシャーノ)《Antinori(アンティノリ)》
- 26年の時を経て今飲み頃になった熟成タイプのキャンティを一度お試し下さい。イタリアの紙幣と同じ印刷方法で印刷されたラベルは、格調高くデザイン的にも楽しめます。
- 13, Brunello di Montalcino Riserva Poggio al Vento(ブルネッロ ディ モンタルチーノ リゼルバ ポッジオ アル ヴェント) 06’《Col d’Orcia(コル ドルチャ)》
- オーク樽で4年熟成後更に瓶詰め後2年間寝かせてからリリース。ガーネット色を帯びた深く濃いルビーレッド色。グラスの中で時間とともに変化する魅力的なブーケ。完熟したサンジョベーゼグロッソの香りが十分に楽しめるワインです。
- 14,Cetinaia(チェッティナイア) 88’《Castello di Sanpolo(カステロ ディ サンポーロ)》
- 古典的なトスカーナワインを思わせる明るいローズ色、つつじや流木の香りがするミディアムフルボディ。飲むほどに安心感を感じさせてくれるワインです。やや酸味を感じますが後口に甘さも広がり熟成タイプをお好きな方にお勧めです。
- 15,Chianti Classico Granselezione(キャンティ クラッシコ グランセラチオーネ) 10’ (San Fabiano Calcinaia(サン ファビアーノ カルチナイア))
- サンジョベーゼ種を主体にメルローとコロリーノをブレンド。2013年に制定された新カテゴリーのグランセラチオーネはキャンティクラシコの最上級カテゴリーキュベになります。複雑さと優雅さを兼ね備えたエレガントなワインです。
- 16, I Renai(イ レナイ) 11’《Sangervasio(サンジェルバジオ)》
- 上質のメルローをバリックで仕込んだこの蔵のフラッグシップワインです。豊かな果実香とスパイスやハーブなどの複雑な香りが感じられ、力強い喉越しへと続いていく高級メルローの要素が十分に伝わってくるワインです。
年産は僅か4000本です。 - 17,Vino Nobile di Montepuluciano Riserva(ヴィーノ ノビーレ ディ モンテプルチアーノ リセルバ) 99’90’《Avignonesi(アヴィニョネージ)》
- サンジョベーゼとカベルネから作られる。手摘みで収穫したブドウを別々にマセラシオン後木樽で発酵させ、バリックで熟成。深いガーネット色、赤い果実やスパイスの香、濃厚で複雑な味わいの逸品です。熟成タイプの90年も少しあります。
- 18,Vino Nobile di Montepulciano Riseruva(ヴィーノ ノビーレ ディ モンテプルチアーノ リゼルバ) 05’《Cerro(チェロ)》
- サンジョベーゼ、カナイオーロからなるモンテプルチアーノで、少し熟成の入りかけたソフトな口当たりが楽しめるワインです。
- 19,Tignanello(ティニャネロ) 99’《Antinori(アンティノーリ)》
- 現在のスーパートスカーナワインのきっかけとなった記念碑的ワイン。サンジョベーゼに20%程のカベルネをブレンドして小樽で熟成したボルドー的な味わい。繊細かつ、リッチで複雑な味が楽しめます。
- 20,Guadoal Tasso(グゥアドロ タッソ) 99’《Antinori(アンティノーリ)》
- イタリアで人気のあるサシカイヤと同じボルゲリ地区でカベルネとメルローで出来たワイン。果実味も豊かでしっかりした骨格のワインです。20年近くなった今、香りも口当たりも滑らかになりきっと満足感も感じられると思います。
- 21,Cignale(チニャーレ) 88’マグナム《Castello di Querceto(カステロ ディ クェルチェロ)》
- カベルネ95%、メルロー5%。豊富なタンニンでありながら、果実の熟した甘味が口中に広がり、芳醇で濃厚な味わいが楽しめるワイン。
- 22,Campora(カンポーラ) 97’ 98’ 99’《Falchini(ファルキーニ)》
- バリックで約24ヶ月間、その後リリースまで瓶内で12ヶ月間熟成。色彩は深く濃いルビー・レッド、香りは力強く豊かで、熟したベリーやヴァニラ、プルーンを連想させる香りがします。力強い香りと味わいのバランスは時間が経つにつれて落ち着き、滑らかさを帯びてきます。
- 23,Castel Giocondo Ramaione Merlot(カステル ジョコンド ラマイオーネメルロー)99’《Frescobaldi(フレスコバルディ)》
- メルロー100%。ルーチェのメルローもここで作られています。メルローの繊細で温かみのある味わい。果実の甘さとボディの豊かさが飲むほどに広がります。ソフトな口当たりがお好みの方にお勧めです。
- 24,Tenuta di Torinoro(テヌータ ディ トリノーロ) 99’
- 強い凝縮感を感じさせる。滑らかさの中に力強さを漂わせながら複雑な味わいを楽しませてくれる。20年近くなった今、角も取れそろそろ飲み始めれる頃である。
- 25,Tenuta di Valgiano(テヌータ ディ ヴァルジャーノ) 00’《Tenuta Valgiano(テヌータ ヴァルジャーノ)》
- サンジョベーゼ主体でシラー、メルローをブレンド。海岸沿いの産地ならではの、分厚い果実味に、しっかりしたストラクチャー。パワフルだけど洗練さを備えた、最も優れたブドウの身から作られるグランヴァン。
- 26,Sorugo Rosso di Toscana(ソルンゴ ロッソ ディ トスカーナ) 02’《Aia Vecchia(アイア ヴェッキア)》
- カベルネ、メルロー、プティベルドからなる。奥深くスパイシーでフルーティな特徴が持続する複雑さのある力強いワイン。芳醇でミネラルに富み、ボルゲリの偉大なテロワールを表現している。
- 27,Il Bosco Cortona syrah(イル ボスコ コルトーナ シラー) 09’(Luigi d’Alessandro(ルイージ ダレッサンドロ))
- 12か月間フレンチオークのバリックで熟成。凝縮感がありブラックペッパーのスパイシーな香りとアニスやブラックベリーなどの甘い果実香が特徴的なミディアムボディのシラーです。
Veneto〈ヴェネト〉
- 28,Campo Fiorin(カンポ フィオリン) 88’《Masi(マアジ)》
- ヴァルボリチェラにアマローネの澱の部分を加え再発酵させた特殊な醸造により、ボディをより豊かにさせたワイン。滑らかでありながら芳醇さを持ったワイン。
- 29,Amarone della Valpolicella(アマローネ デッラ ヴァルボリチェラ) 88’《Masi(マアジ)》
- コルビーナ、ロンディナーラ、モリナーラ種のぶどうから作られ、ぶどうを半ば乾燥させて糖度を上げてから醸造する特殊なワインで、ほのかな苦味の中にも果実の濃い甘味を感じるタイプ。88年はアマローネにとって優良年で、いまでは苦味も深みに変わり飲み頃に入っている。
カリフォルニア赤ワイン
- 1,Opus 1(オーパス ワン) 00’ Mondavi&mouton(モンダヴィ&ムートン)
- ボルドーのような滑らかなエレガントさを持ちながらカリフォルニアらしい力強さと深みのあるこくを併せ持ったワイン。モンダヴィ社とシャトームートンのジョイントワインです。
- 2,Insignia(インシグニア) 97’ 98’ MG(マグナム)97’ Joseph Phelps(ジョセフフェルプス)
- フェルプス社最高の赤ワインで、スタッグスリーヴとラザーフォードのぶどうを使用。濃い紫の色調を残すルビー色でタバコや甘草、カシスの香がする。フルボディで豊かな果実味にあふれ、ピュアーで均整のとれたワイン。フィニッシュはソフトで口中を撫でる様なフレーバーが有る。
- 3,Cabernet Sauvinon Estate Grown(カベルネ ソーヴィニオン エステート グロウ) 99’ Duckhone(ダックホーン)
- カリストガの南にあるダックホーン所有の自社畑、モニターリッジヴィンヤード産のカベルネソーヴィニオン95%とプティベルドー5%を用いた最上級の カベルネソーヴィニオン。果実味豊かで滑らかな口当たりが楽しめます。
- 6,Cabernet Sauvignon vella oaks(カベルネ ソーヴィニオン ヴェラ オークス) 97’ (Heitz Cellars) (ハイツ セラーズ)
- 濃い色調で、ミントを思わすような独特の風味、長命で深みのある味わいがあり、この先15年は熟成していくかと思われるような強烈な個性を持ち合わせているハイツセラーを代表するワイン。
- 7,Cabernet sauvignon hill side Select (カベルネ ソーヴィニオン ヒル サイド セレクト ) (Shafer)(シェーファー)
- 選ばれた土地の完熟した選ばれたカベルネソーヴィニオンから作られ、フランス産新樽で2年半寝かされてから瓶詰めされる。ワインはほとんど黒に近い色調で豊かな粘性に富み、舌触りのいい柔らかなタンニンが心地よい深みのある味わいを醸し出しています。
- 8,Dominus(ドミナス)05’Dominus Estate(ドミナス エステート)
- 入手困難といわれるシャトーぺトリュウスがカリフォルニアで造るスーパープレミアムワイン。1983年がファーストリリースでカベルネソーヴィニオンを主体とするエレガントで優雅な赤ワイン。エスプレッソやレザー、シガーの重厚な香りと凝縮した黒果実、丸く密度の高いタンニン、端正な酸。バランスのとれたワインです。
ワシントン赤ワイン
- 9,John Luwis Syrah Walla Walla Valley10’(ジョン ルイ シラー ワラ ワラ ヴァレイ) (Gramercy Cellars)(グラマシー セラーズ)
- 最高級のシラーに求められる要素がすべて詰まったワイン。長い樽熟成(23ヶ月)ながら、樽のニュアンスはワインに溶け込み、しなやかで複雑性に富み非常に長い余韻があります。
スペイン赤ワイン
- 1,Montecillo Gran Reserve(モンテチロ グラン リゼルバ) 85’
- チョコレートや葉巻、草の入り混じったソフトな香り古樽や下草の香りを感じながら滑らかな酸味が広がってゆく。熟成した味がお好きな方にお勧めです。
チリ赤ワイン
- 1,Don Maximiano Founders Reserve(ドン マキシミアーノ ファンダン リゼルバ) 04’ (Vina Errazuriz)(ヴィーニャ エラスリス)
- カベルネソーヴィニオンを主体にフラン、メルロー、時にはシラーがブレンドされて最高のエレガンスを目指して丁寧に作られるワイン。熟したプラム、ブラックベリー、ミネラル、スパイスの複雑で濃密な香、エレガントな質感が舌に心地よいワイン。
- 2,Kai(カイ) 08’ (Vina Errazuriz)(ヴィーニャ エラスリス)
- 2010年5月にニューヨークで開かれたベルリンテイスティングにおいて,オーブリオンシャトーラフィット、オーパスワンなどを抜いて№1になったワイン。チリの土着品種であるカルミネール90%とプティベルドー、シラーから作られる深くゴージャスな紫がかった色調を持ち、タバコやローストしたペッパー、トリュフの香りを漂わせながら豊富なタンニンと共に絹のような滑らかさを持つまだ少し若さを感じるワイン。
- 3, Las Pizarras Pino noir 14’ (Vina Errazuriz)(ヴィーニャ エラスリス)
- 2012年に誕生したチリの新たな原産地アコンカグアコースタ。フンボルト寒流が流れる太平洋から僅か12キロの海沿いで、冷涼なミクロクリマとミネラルをもたらす特別な土壌。その中でもpizarraといわれる特別な土地から生まれるラス・ピサラは高級ブルゴーニュと肩を並べる偉大なワインです。2016年初リリースされました。一度お試しください。
- 5,Aconcagua costa Pino noir 14’ (Vina Errazuriz)(ヴィーニャ エラスリス)
- アコンカグアコースタから作られるスタンダードタイプのピノノワールです。樹齢は10年少しとまだ若いですが熟したブラックチェリーやラズベリーなどの香りとバラを思わす花の香りが印象的です。カルダモンの様なスパイシーさとソフ
- 6,Aconcagua costa Syrah 12’ (Vina Errazuriz)(ヴィーニャ エラスリス)
- 明るく輝きのあるヴァイオレットレッドの色調。チェリーやブルーベリーなどの果実の香りにスミレの花やハーブの香りが複雑な印象を感じさせ、豊かな果実味と酸がのどごしに艶やかさを与えてくれます。
ニュージーランド赤ワイン
- 1,Providence(プロヴィダンス) 99’ 00’
- ボルドーサンテミリオンのシュヴァルブランをお手本として作られるワイン。わずか2ヘクタールの畑から作られる有機栽培で亜硫酸無添加、化学分析に一切頼らずすべて自分の舌で確かめて収穫される素晴らしいワイン。メルロー70%、フラン20%、マルベック10%
日本赤ワイン
- 1,桔梗が原メルロー “シグニチャー”99’
- きれいなルビー色でチェリーやカシス、バニラ、ロースト香などふっくらした香がする時間とともに紫色の花の様なはつらつとした香りや香ばしさが増していく、まろやかでふくよかな果実味に、ソフトな酸が極めてバランスよく、上品で深みのある味わい。
- 2,城の平カベルネソーヴィニオン 97’
- 本場フランス、ボルドーの国際コンクールで日本初の金賞に輝いたワイン。芳醇な香と深い濃くを持つ日本の赤ワインの傑作品です。
- 3,桔梗が原メルロー 98’
- 世界で数々の賞に輝いた国産メルローの最高峰。オーク樽による程よい熟成から生まれる華やかなブーケと滑らかで気品のある味わいをお楽しみ下さい。